2022年度より新しくスタートした宝満英彦山峰入りシリーズの1回目。
峰入り古道とは・・・七世紀、大宰府政庁が現在の都府楼跡にできた時、その鬼門に竈門神を祀り竈門山と号するようになりました。自然崇拝の山は守護神となり、やがて修験の霊場となって宝満山と称されるようになりました。一方、佐賀鍋島藩と縁が深い英彦山は日本三大修験場として栄え、その勢力圏は九州全域に及びました。山伏は山で厳しい修行をすることによって仏の子として生まれ変わり、人々を救う存在になることを目指しました。英彦山を胎蔵界、宝満山を金剛界とし、峰入りが行われ自己の解脱と人々の幸せを祷るようになりました。今回は、竈門神社〜宝満山〜大根地山〜冷水峠までの約15kmを歩きました。
お疲れ様でした。